地盤の悪い地域の排水工事
札幌市内でも、地域によって非常に地盤が悪く、
住宅の築年数が15〜20年ほど経つと、
大幅に地面の高さが違ってきてしまうことがあります。
それに伴い、地面下に埋まっている排水管にも負荷がかかり
排水パイプが歪んでしまったり、
破損してしまうことが多々あるのです。
通常、室内の汚れた水を流すための排水管というのは
適度な傾斜があることによって
札幌市の下水に向かって流れていくものです。
ですが、地盤の変化があると、
必要となる傾斜が十分に取れなくなり、
汚水が流れていきにくなるため詰まりが頻発したり、
排水管パイプ内に水の停滞による水たまりが出来ることで
室内の水の流れが悪くなりゴボゴボと異音がするようになります。
今回も同様の症状で、大がかりに工事が必要な状況でした。
ただし、地盤が悪い地域では、排水管の交換工事をしても
その後年数をかけて地盤が変化してしまうと
再び排水の傾斜がおかしくなったり、破損が出てくることもあります。
地盤の性質を後から変えることは難しいため、
どうしても年数が経過すると何らかの症状が再発することもあります。
工事をする場合にはそのあたりの可能性をご理解いただいたうえで
交換作業させていただくことになります。