水道局の水道料金検針のときに漏水の可能性を指摘されたり、
水道を使っていないのにもかかわらず、水の流れる音が気になることがあります。
このようなケースでは、かなりの確率で、水抜栓といわれる水道の元栓部分で水漏れが起きていることが多いものです。(冬場の水道凍結防止などのために水を落とす構造の操作部のことです)
通常は、元栓の内部に入っている複数の専用パッキンが劣化して
地中内に水が逃げていくことが多く、長い期間放置してしまうと
水道料金が高額になるだけでなく、建物の地盤にも影響が出てしまいます。
とくに一戸建て住宅では、住宅内に複数個所の元栓があり、
複数個所の修理が必要になるケースもあります。
また、40年ほど経過した、年数が古いタイプの水抜栓では、
内部パッキンのみの交換は推奨できないため、
ピストンといわれる部品ごとの取り替えが必要になることもあります。
この水抜栓ですが、現実的な耐用年数は40年程度を目安に考えるもので
あまり劣化がひどい場合や、修理対応で改善しない場合には
床下深くに埋まっている水抜き栓本体を掘り起こして交換する
大規模な工事をしなければいけないケースもあります。
※伸縮式の散水栓については、現在修理対応しておりません
(地面から引っぱり上げることで水を出せる形状のもの)
※修理後には漏水により高額になった水道料金引き下げのための
免額申請書類を弊社より水道局に提出することができます。
※札幌市以外の地域のお客さまは、水抜栓の漏水修理はお受けできません
石狩市・江別市にお住まいの方は、地元の業者さんにご依頼ください。
作業料金例 (札幌市内のみ対応)
(すべての表記は、出張費や作業工賃、部材代などを含んだ金額です)
※下記の料金に別途消費税額が加算になります
水抜き栓のパッキン交換 | 1組 | ¥8000〜9000 |
水抜き栓のピストン部品交換 (製造より40年以上前の型式の場合や内部部品が摩耗している場合) |
1式 | ¥15000〜16000 |
水抜栓が固くて回らない (40年以上経過している場合は 対応不可) |
¥8000〜9000 | |
レバータイプ水抜栓のパッキン交換 |
¥8000〜11000(交換必要なパッキン数による) | |
レバータイプ水抜栓のピストン部品交換 |
¥15000〜18000 |
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散水栓の漏水 パッキン交換の場合 | ¥8000〜9000 | |
散水栓の水漏れ ピストン交換の場合 |
¥15000〜16000 | |
散水栓の蛇口が吹っ飛んだ場合 (水道凍結の影響で取付箇所から 抜けたり激しい漏水する場合) |
¥15000〜20000 | |
レバータイプ水抜栓のレバーハンドル部品交換 | ¥16000〜 | |
室外水抜栓本体の交換工事 (設置状況や掘削スペース、 埋設長さにより大きく変動あり) |
¥75000〜 | |
室内水抜栓本体の交換工事 (設置状況や掘削スペース、 埋設長さにより大きく変動あり) |
¥85000〜 |
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一般的に旧年式の水抜き元栓で主流なものは、白ハンドルなどを時計まわり・反時計まわりにクルクル回して操作する構造になります。
高年式のタイプは、レバーを上げ下げして通水・止水する構造になります。
修理については、レバータイプ形状のほうが若干高い料金になる傾向があります。
※上記料金表でレバータイプ記載のない項目は、ハンドルを回す形状の水抜栓を想定した金額帯となっています。
※上記はごく一般的に札幌市内で使用される頻度の高いタイプでの料金形態となっております。